-
2020年7月25日
養神館らしい杖取りを求めて
最近入会してくれた人がいます。ブランクがあるものの、養神館の有段者です。体験に来られたときに、稽古方法について話しました。現在は剣や杖を使って、直接触れない稽古方法にしているけれども、これからは時間を区切って通常の徒手の技をやるつもり。ただ、コロナの感染拡大の度合い等で、この先も
-
2020年7月18日
『サッカーと感染症』を読んで
『サッカーと感染症 -withコロナ時代のサッカー行動マニュアル』という本を読みました。
サッカーに興味はないのですが、今のところ感染症の専門家が、スポーツ・運動現場の行動指針を書いた本はないと思います。
本じゃなくても、感染症の専門家が、スポーツする現場に関しての発言を探せませ
-
2020年6月26日
合気の杖はどうして水月を突くのか?
【触れない合気道をどう稽古するか】 6月1日から稽古を再開しました。再開といっても、まだ試運転のようなものです。コロナ禍にあっての稽古は、当分の間は触れないで行うことが必要だろうなと、剣杖を使った方法を模索していました。※どんなことを模索していたか知りたい方は、YouTubeにあ
-
2020年5月15日
オンライン道場をやって分かった、テレワーク座りっぱなしの弊害
先日、オンライン道場を行いました。ずっと家にいてパソコンやスマホやテレビ、つまりモニターばっかり見ていたら、目ばっかり酷使して、脳が暴走しそうだなと思って、まず「のがれの呼吸」という調息を。それから中心軸の作り方から構え、骨格的に強い肘のポジションなど、実際のところ合気道の稽古と
-
2020年5月6日
ポストコロナの合気道は、正確に突く/打つ稽古から?
えーっと、そうすると合気道はどうなるんでしょうか?
まあ、やるな。やるなら家庭内で、というぐらいかなと推測します。
【最悪を想定して、いまできることを考えると】
一刻も早い終息を祈るばかりですが、どうなるだろうと予想だけしたところで意味がないので、最悪がどうなるか。最悪の状況に
-
2020年4月27日
オンライン道場についての判断は?
緊急事態宣言で、少なくとも1ヵ月以上稽古できないのは間違いないという状況になって、考えました。会員の人たちが合気道の動きを忘れてしまわないように、あるいは身体が動かなくなる心配があるので、なにか出来ることはないだろうかと。
稽古の休止を通知したとき、精晟会渋谷の会員からも、オンラ
-
2020年4月17日
こする - 皮膚を動かす効果
最初に、あれ?と思ったのは、たぶん20年ぐらい前のこと。
当時、他流の合気道を学んでいた私が二教を稽古しているときに、これってこすっただけの方がいいのかもと思ったのです。相手の手首を肩口に当ててロックし、反対の手で抱え込むようにする。
完全に体格差で勝る相手をなかなか落とせず、ん
-
2020年4月10日
どうして塩田剛三先生のコンテンツを作ろうと考えたのか
電話で「塩田剛三先生のことをよく書かれている」と言われたけれども、私が塩田剛三先生のことをそれほど書いているかというと、そんなことはぜんぜんないはず。
だけど、それなりに詳しいのは詳しい。書籍やDVDもかなり持っています。
個別にやりとりするのは勘弁だし、私にとって意味はないけ
-
2020年3月9日
掌底による当身をデフォルトにしている理由
【当身は多種多様にある】
先日稽古中に、顔面への当身はどうして掌なんですか? と聞かれました。
これにはちょっと説明が必要です。普段の稽古で技の説明しているときは、さまざまな当身を用います。
でも白帯の人たちが稽古する中では、上段、顔面に関して、掌による当身しかやっていません。手
-
2020年3月7日
新型コロナウイルスへの対応について
多くの武道団体で稽古することが、ままならなくなっています。最大の理由は公共の場所の閉鎖です。政府の方針による小中高の休みにあわせてか、3月中旬まで、あるいは3月いっぱい閉鎖するという施設が多く、稽古ができなくなっています。 精晟会渋谷では、稽古場所が閉鎖されない限り、稽古を続ける